2010年7月19日月曜日

7月15日の日記

今日は久しぶりに烏山へ飛びに行った。
7時前に都立大学を出発し、10時過ぎに到着。
今にも雨が降り始めそうな空と長崎の歯科医、藤田さんがお出迎え。
久々に見る彼は真っ暗に焼けて、歯科医と言うよりもやはサーファー。
クラブハウスで荷物を積んで、いざ、テイクオフへ。
穏やかな風と思われたが、長続きはしなかった。
僕と藤田さん、2本つづ飛んで終了。僕は2本ともほぼぶっ飛びだったが、藤田さんは結構粘ってパイロット検定用に翼端折りやピッチングの処理などをやっていた。

その後ラジコン場へ移動してモーターの練習。
はじめの1時間くらいはモーターを背負わずパラの立ち上げ練習をやった。
僕はこの練習が結構好きで、風をよんで、感じて、パラを落とさずにコントロールするのが楽しい。

久々にエンジンを背負い、テイクオフの準備をするとやはり緊張感がみなぎる。
これまで何度もプロペラを割り、その度に手痛い出費を重ねてきた。
もうこれ以上つまらないミスで自分の財布に負担をかける分けにはいかない。

風はアゲンスト、約1m。
「良い風だ」
無線の向こうから聞こえる塚部さんの声。
いざ。

走り始めるとパラが風を受け立ち上がってくる。スロットルを握りエンジンの回転数を上げる。
自分のほぼ真上にパラがくると同時に全開にしたエンジンが僕の背中を力強く押し、地を蹴っていた足が宙で空転し始めた。

上空はサーマルが出ていないこともあり、風は安定していた。
曇り空の少し先に烏山大橋の光が見える。
大した景色じゃないはずだが、空からの眺めだと何倍も魅力的に見える。
このまま飛び続けてもあまり面白くないので、ラジコン場に戻りタッチアンドゴーを何度かやったり、ランディングしてまたテイクオフの練習をしたり、ローパスの練習をしたりした。
久しぶりに行ったスクールで盛り沢山の収穫を得られて非常に充実した一日だった。
強硬スケジュールの中、日帰りで来たかいがあった。
もう何度かこれを繰り返すと、テイクオフにも余裕が生まれるだろう。
早くそうならねば。

北欧の空が僕を待っているのだ。

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