2010年4月26日月曜日

うどん肴菜家 夢さき//赤錆勝彦

水曜日、いよいよオープンです。

うどん肴菜家 夢さき

ぜひ、おこし下さい。

2010年4月17日土曜日

Tsu Family Land//浅田政志

名古屋からの新幹線。
のぞみ40号。
もちろんN700系。
一番前の席で電源確保。
夕焼け。
窓の外の家々が茜に染まっている。
真っ赤な太陽が地面に潜る。

今日から始まった浅やんの三重県立美術館での展示会の手伝いを終えて東京へ戻る。
展示会スタート前日の昨日は夜中12時半まで作業をし、今日は朝の6時から作業再開。
ラストスパート。
雨上がりの朝の空がやけに綺麗。
みんな必死で働く。
何とか準備を終え朝9時半、オープンの時間を迎えることができた。

展示会は、「Tsu Family Land」の名前の通り、従来の写真展とは全く違う、行った人が誰しも楽しめるエンタテインメント空間になっている。

第1室は新しい家族との新作。
兄ちゃんの子供、惟芯君が主役。
真っ白な世界で輝くまっサラな笑顔。

第2室。
写真集「浅田家」の「赤バージョン」
真ん中には津市の形の卵投げゲーム。
写真撮影時のエピソードに顔がほころぶ。

第3室。
真っ暗な部屋から聞こえる波の音。
プロジェクター投影される津の海と灯台。
部屋の真中に建つ家の中に「浅田家」の「青バージョン」が光っている。

第4室
「みんな家族」
日本各地で撮影した家族写真。
みんな笑顔。
みんな大好き。

その他にも浅田家年表や撮影コーナー。
そして三重県の特産品コーナー「浅田屋」も
ほんま、盛り沢山すぎるて。

ただの家族写真を、見た人みんなが笑い、楽しみ、心が温ったかくなる作品に仕上げることができるのは、本当に素晴らしいことやと思う。
第1室の展示なんか、「兄ちゃんの子供カワイイでっしゃろ」言うてるだけ。
でもそれが良い。
愛情。
浅やんの私小説。
ただこの人、私の範囲が他人よりだいぶ広い。

近くの人は必ず行くべきやし、遠くてもこの展示のために車を走らせ出かける価値は十二分にある素晴らしい展示会になってると思う。
家族と、恋人と、もしくは独り寂しく行ってみて下さい。
来週の月曜日にNEWS ZEROに出るらしいのでそっちも見てみて下さい。


そして、明日は恒例、目黒はチャムアパートでの料理対決イベントです。
今回はチャムのテッちゃんと池尻の鉄板焼き「Nomi」の川口秀和さんの対決です。
お食べ逃しなく!!

2010年4月15日木曜日

(Just Like) Starting Over//John Lennon

いよいよ今月末オープンです。

うちの親父のうどん屋です。
けっこう美味いんで是非食べに来て下さい。

僕もゴールデンウィーク中はいるんで会いに来て下さい。
待ってます。

明日から王様//plenty

一昨日、部屋の雨漏りの応急処置をしたが、今だポトリポトリとバケツに落ちる水滴。
天井裏に溜まったものがちょっとずつ落ちてきているんかな。

今日は昨日とうって変わって寒かった。
ほんま、もうええよ。
寒いとか、もうええよ。

桜はすっかり散ってしまった。
でもそれは染井吉野の話。
八重桜がポツリポツリと咲き始めた。
色が濃くポッテリとした花が無骨でカワイイ。
桜も色々ある。

しかし代理店の人間はいつも そうなんかな。
つまりやっぱりクライアントの方しか見てないんかな。
作る方に対しても気を使うところはあると思うけど。
とにかく彼とはもう仕事したくないな。

仕事は選ばなあかんね。
そして選ばれなあかんね。
それがホンマの仕事。
これが結構難しくて、なかなかでけんくて、
でもすぐ近くにできてる人がいたりするから、俺もまだまだやらなあかんわ。

さて、今夜はもう寝よう。

2010年4月9日金曜日

未来は僕らの手の中//The Blue Harts

昨日から始まりました、都立大学はTHERME GALLERYでの写真展、
「未来ちゃん」
松岡一哲+川島小鳥の二人展です。

一哲は大学の同級生。
最近こんなんも出した。

川島小鳥さんはお初にお目にかかります。
沼田元氣の弟子ってのが気になるなぁ。
高校生の頃友達に見せてもらった「憩写真帖」はすごいよかった。
僕は「えろもあ」を一冊持ってます。

10日土曜日18時からオープニングレセプション。
みなさんもどうでっしゃろか。

2010年4月8日木曜日

Is This Love//Clap Your Hands Say Yeeh

"White Wountaineering"の展示会に行ってきた。
一昨年くらいまで幼なじみがカタログを撮っていて、僕も好きなブランド。
お願いして一緒に連れて行ってもらった。
最近はアウトドアブランドの服を来ている人がいっぱいる。
町やのに山みたい。

展示会場は並木橋のショップ。
今回も心くすぐられる服がいっぱい並んでいた。
あんまり買わないようにしようと思っていてもついついリストに書き込んでしまう。
約半年後、商品が届く頃までにお金稼がな。

パラグライダーを始めて以来ずいぶん服装が変わった。
昔から特にこだわりがあった訳では無いが。
自分がどんな服が好きなのかよく分からなくなることがあった。
でも今は自分でどういう服装が好きか、どういうものが着たいかがはっきりして迷い無く服を選ぶようになった。
どういうカテゴリーの中に身を置くかを決めると、判断が非常に楽になるということが分かった

良いものを買おうとするとどうしても高くなるのでなるべく服の買い物は控えている。
ファストファッションと呼ばれるブランドはあまり買わない。
と,言いつつ昨年末にはユニクロで6足1000円の靴下を買った。
安すぎてビックリしたから。
すぐフニャヌフャになるが6足あるからまぁええか。
愛用している1足2000円するパタゴニアの靴下は何度洗ってもヘタレないし、履き心地も良い。
2000円ならこんくらいしてもらわな、とも思いますが。

安いからそこそこのもの。
安くて良いもの。
高くてもそこそこのもの。
高いから良いもの。
値段と品質のバランスって難しいな。
でも、ええものはやっぱりそれなりに高いんやと思う。
当たり前か。

春が来てもなかなか暖かくならんから冬物が片付かない。
つまり部屋が片付かない。
ま、もともときれいな部屋ではないが。
とにかく早く薄着で過ごせる気候になってほしい。
女の子も薄着の方が良い。

2010年4月5日月曜日

Reflection Eternal//Nujabes

1泊2日、三重の旅。
三重県立美術館にて4月17日から始まる浅田政志写真展「Tsu Family Land」のための映像撮影。
前回、赤々舎のギャラリーでの展示の時は浅田家ファミリーでニュース映像を作った。
今回は、、、

都立大学から各駅停車で新横浜へ。
時刻は午前6時1分。
新横浜からは新幹線で名古屋へ。
車内で崎陽軒の焼売弁当を食す。
途中、醤油一滴ズボンに着地。
速攻お手拭きで拭き取り事なきを得る。
名古屋にて近鉄に乗り換え一路浅田家の待つ津まで向かう。
大阪時代に何度か乗った近鉄電車。
久しぶりでちょっぴり嬉しい。
と、言いつつ爆睡する勢いでシートを倒す。
でも寝てしまったら確実に乗り過ごす事が明白なので、何とか耐える。
ウトウト。

ハッ!!!

ホッ。。。

その繰り返し。

見た事の無い景色の中を走る電車。
朝の光が窓から僕を突き刺す。
少しカーテンを閉めたいところだが窓側に座る男が寝てるためどうにも出来ない。
セーターを脱ぎ、フリースを脱ぎ、車内一人汗だくにていよいよ津に到着。

東口を出ると浅やん登場。
お父さんも車の外で出迎えてくれる。
ドアの開け閉めまでしていただいて申し訳ない。

津生協病院。
今回の撮影場所。
お母さんの職場。
過去の浅田家作品にも登場するお馴染みの病院。
少し遅れてお兄ちゃん夫婦と生後9ヶ月、今回の陰の主役イッシン君登場。
確かにカワイイ。
赤ちゃんは正直たまにそんなに可愛く無い子もいます。
イッシン君は、カワイイね。

朝から夕方まで終日撮影。
滞り無く撮影できたのは協力していただいたみなさんのおかげ。
先生、看護婦さん他全ての病院スタッフと、患者さんに感謝。
夕方、津の海でワンシーン撮影。
やはり、海のある町は良いね。
それだけで風情があり、郷愁を誘い、心を豊かにします。
ウチの町には、少し薄汚れた、でもザリガニがいっぱい釣れる和田川があっただけなので、海がある町に少し憧れます。

本日最後のシーン、お兄ちゃん家で少し撮影して終了。
取り残した分は明日撮影。

撮影後、浅やんに連れられ林時計へ。
機械式時計が好きな人なら誰もが知るお店。
一目惚れするほどの素晴らしい時計の数々。
林さんの落ち着いた口調。
語られるストーリーは時計と同じく色褪せない。

林時計舗を出て焼き肉屋に向かったのは9時過ぎ。
浅やんの元バイト先。
お腹いっぱい頂きました。
んでお会計見てビックリ!!
安すぎるでしょ。
とは言え浅やん、御馳走様。

てっきり浅やん家に泊まるつもりがホテルを取っていただきただ恐縮。
夜中Max ValueとサークルKに繰り出しお金をおろそうと試みるも時間外で無理。
夜の街にも繰り出せずおとなしく就寝。

翌朝、浅やんを県立美術館に送り届けて病院へ。
昨日取り残した部分を撮影。
その後お兄ちゃんの家でも少し撮影。
で、オールアップ。
皆様お疲れさまでした。

県立美術館へ向かう。

浅やんのワークショップに少し顔を出し、展示会場を下見。
え〜っ、めっちゃ広いやん。
学芸員の生田女史が展示会場の模型があると言うので見せてもらう。
展示の内容を丁寧に説明してくれる生田女史。
まるで自分の事のように嬉しそう。
どえらい展示になりそうな、、、
間に合うんかしら、、、

多くの人の力で一つの大きな作品に出来上がろうとしている今回の展示。
浅田政志の人柄にやられて、知らぬ間に手を差し伸べてしまう人々。
それこそが才能か。
笑顔の後ろに隠れる途方も無いわがまま。
つまりは自分の作品へのこだわりと、もの作りへの情熱。
その大きさと純粋さだけが人を動かすことができる。
乗りかけた船を途中で降りるわけもいかず。
櫂を握った事やし、必死で漕ぎましょうか。

ええとこつれてってや~。