2010年4月5日月曜日

Reflection Eternal//Nujabes

1泊2日、三重の旅。
三重県立美術館にて4月17日から始まる浅田政志写真展「Tsu Family Land」のための映像撮影。
前回、赤々舎のギャラリーでの展示の時は浅田家ファミリーでニュース映像を作った。
今回は、、、

都立大学から各駅停車で新横浜へ。
時刻は午前6時1分。
新横浜からは新幹線で名古屋へ。
車内で崎陽軒の焼売弁当を食す。
途中、醤油一滴ズボンに着地。
速攻お手拭きで拭き取り事なきを得る。
名古屋にて近鉄に乗り換え一路浅田家の待つ津まで向かう。
大阪時代に何度か乗った近鉄電車。
久しぶりでちょっぴり嬉しい。
と、言いつつ爆睡する勢いでシートを倒す。
でも寝てしまったら確実に乗り過ごす事が明白なので、何とか耐える。
ウトウト。

ハッ!!!

ホッ。。。

その繰り返し。

見た事の無い景色の中を走る電車。
朝の光が窓から僕を突き刺す。
少しカーテンを閉めたいところだが窓側に座る男が寝てるためどうにも出来ない。
セーターを脱ぎ、フリースを脱ぎ、車内一人汗だくにていよいよ津に到着。

東口を出ると浅やん登場。
お父さんも車の外で出迎えてくれる。
ドアの開け閉めまでしていただいて申し訳ない。

津生協病院。
今回の撮影場所。
お母さんの職場。
過去の浅田家作品にも登場するお馴染みの病院。
少し遅れてお兄ちゃん夫婦と生後9ヶ月、今回の陰の主役イッシン君登場。
確かにカワイイ。
赤ちゃんは正直たまにそんなに可愛く無い子もいます。
イッシン君は、カワイイね。

朝から夕方まで終日撮影。
滞り無く撮影できたのは協力していただいたみなさんのおかげ。
先生、看護婦さん他全ての病院スタッフと、患者さんに感謝。
夕方、津の海でワンシーン撮影。
やはり、海のある町は良いね。
それだけで風情があり、郷愁を誘い、心を豊かにします。
ウチの町には、少し薄汚れた、でもザリガニがいっぱい釣れる和田川があっただけなので、海がある町に少し憧れます。

本日最後のシーン、お兄ちゃん家で少し撮影して終了。
取り残した分は明日撮影。

撮影後、浅やんに連れられ林時計へ。
機械式時計が好きな人なら誰もが知るお店。
一目惚れするほどの素晴らしい時計の数々。
林さんの落ち着いた口調。
語られるストーリーは時計と同じく色褪せない。

林時計舗を出て焼き肉屋に向かったのは9時過ぎ。
浅やんの元バイト先。
お腹いっぱい頂きました。
んでお会計見てビックリ!!
安すぎるでしょ。
とは言え浅やん、御馳走様。

てっきり浅やん家に泊まるつもりがホテルを取っていただきただ恐縮。
夜中Max ValueとサークルKに繰り出しお金をおろそうと試みるも時間外で無理。
夜の街にも繰り出せずおとなしく就寝。

翌朝、浅やんを県立美術館に送り届けて病院へ。
昨日取り残した部分を撮影。
その後お兄ちゃんの家でも少し撮影。
で、オールアップ。
皆様お疲れさまでした。

県立美術館へ向かう。

浅やんのワークショップに少し顔を出し、展示会場を下見。
え〜っ、めっちゃ広いやん。
学芸員の生田女史が展示会場の模型があると言うので見せてもらう。
展示の内容を丁寧に説明してくれる生田女史。
まるで自分の事のように嬉しそう。
どえらい展示になりそうな、、、
間に合うんかしら、、、

多くの人の力で一つの大きな作品に出来上がろうとしている今回の展示。
浅田政志の人柄にやられて、知らぬ間に手を差し伸べてしまう人々。
それこそが才能か。
笑顔の後ろに隠れる途方も無いわがまま。
つまりは自分の作品へのこだわりと、もの作りへの情熱。
その大きさと純粋さだけが人を動かすことができる。
乗りかけた船を途中で降りるわけもいかず。
櫂を握った事やし、必死で漕ぎましょうか。

ええとこつれてってや~。

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